ネコだって「愛されたい」

先住猫の咲をかわいがってばかりいたわけではない。むしろ、まだ幼い花のほうをかわいがっていたと自分では思っていた。けれど、花はひとりで遊ぶことが出来る。ひとりでボールをくわえ前足で転がしながら遊んだり、キャットタワーを昇ったり降りたり。咲のボール遊びは私がいっしょだった。ボールを投げてやると追いかけてこっちに持ってくることは出来ないがかまってあげて遊んでいた。そこに花が割って入ってくると咲は遊ぶのを止めてしまい、すると、花はひとりで遊べるから、と私も止めていたことのほうが多かった。これだけのことで、全般を語るのは足りないと思うけど、花は、この一週間ほどむだ鳴きをするようになった。誰も居ない場所に行き大声で「ニャーニャー」と鳴き始める。私はなぜそうなったのか意味がわからず「うるさい!」と怒鳴ることもあった。でも、続くのだ。毎日、朝から晩まで。夜中さえ。そして気付いた。「愛が足りないのかも...」花が鳴くとすぐに駆け寄って抱き上げることにした。花は私にぴったりくっついて鳴くのを止める。それでも、時間が経つとまた鳴く。すぐに駆けつけることが出来ないときは「花ちゃん、ここだよ。おいで!」と声をかける。鳴く声が抑えめになる気がする。花が起きてるときは花に声をかける。咲にも声をかける。すると、咲も反応して尻尾をあげ活動的になる(不思議なのだけど)。ネコも「愛されたい」んだと思った。「「ワタシはここだよ。抱っこして!気付いて!」花はそう叫んでいたような気がしてならない。


じゃあ、私が昔の家の夢ばかり見るのは「愛されたい」のだろうか?心の深いところで求めているのだろうか。これを考え出しても答えはでない。夢は夢と割り切るしかない。自分を否定され心が折れてしまった私には前のように戻る術がわからない。

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書いてるひと

te_mi

Author:te_mi


子ども達は自活。ようやく仕事に邁進しようと思った矢先に、とある出来事がきっかけでうつ病発症。人生は思い通りにいかないものです。現在、ツレとワンコとねこさん2匹と同居。


時々、笑い、時々、落ち込む、

そんな50代主婦のブログです。




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