山田太一ドラマ「時は立ち止まらない」を観た。

夕べの午後9時から放送のドラマ「時は立ち止まらない」録画していたモノを今日、観ました。3.11を描いた人間ドラマ。家族のドラマ。見ていて当時を思い出し辛くなる場面もありましたが、山田太一ドラマならではの台詞と俳優陣たちのこまやかな演技、表現に見入りました。久しぶりに「ホームドラマ」らしい「ホームドラマ」を観たなーという思いです。

「まだまだ、こんな、なんだよ…」

復興は進んでいるもののまだまだこれから…。そんなこともドラマからみてとれました。一日も早い復興と被災された方への心の寄り添い、あの日を忘れてはいけない、でも、前を向いて進んで行かなければならない…色々なことに思いを馳せました。なんて、前向きな事も思いつつあの日をきっかけに人間の未熟さ、本性、失望等、経験してしまった者としてはフィクションだよね、と思ったり。


ドラマ「時は立ちどまらない」
脚本・山田太一

ドラマは二つの家族だけが描かれています。

◎西郷家
西郷良介…中井貴一
西郷麻子(良助の妻)…樋口可南子
西郷千晶(娘)…黒木メイサ
西郷奈美(良助の母)…吉行和子

◎浜口家
浜口克己…柳葉敏郎
浜口吉也(克己の父)…橋爪功
浜口正代(克己の妻)…岸本加世子
浜口いく(克己の母)…倍賞美津子
浜口修一(克己の長男)…渡辺大
浜口光彦(同・次男)…神木隆之介

ベテランの山田太一氏(79)が脚本を手がけたドラマ「時は立ちどまらない」が22日午後9時から、テレビ朝日系で放送される。東日本大震災がなければ結婚を機に結びつくはずだった2つの家族の、崩壊と再生を描いた作品。山田氏は「報道やドキュメンタリー番組に描かれなかった被災者の葛藤や、言えなかった気持ちを書きたかった」と話している。

東北の海沿いの街で生活していた浜口家と西郷家。震災により、漁業を営む浜口家は新郎を含む3人が亡くなり、家も漁船も失った。一方、高台に住んでいた西郷家は被害を受けなかった。ドラマでは、両家がすれ違いや対立を経て、再生する姿を丁寧に描いている。

かねて震災をテーマにしたドラマを作りたいと考えていた山田氏は、「事実」と報道・ドキュメンタリー番組との間のずれを感じていたという。

「自分が悪いわけではないのに、他の人に助けてもらうことへの無念さや屈辱。報道やドキュメンタリー番組だとそういうことは言えないが、人間だからそうした感情はあるはずです」

浜口家の祖父、吉也(橋爪功)は、西郷家にこう語って援助を拒絶する。

「こっちはなんにもない。ありがとうというしかない。網もロープも船も(中略)、女房に嫁に孫までいない。それ、俺のせいか、息子のせいか」

西郷家の家主、良介(中井貴一)は、「助けたい」という気持ちと、自分たちは被害を受けなかった後ろめたさとの間で揺れ動く。追い詰められた良介は、「津波に遭ったと聞けば、誰にでも優しぐしなぎゃなんないのか」と漏らしてしまう。

山田氏は「ドラマはフィクション。だからこそ口には出しにくい本音や、心の葛藤も描くことができた」と語る。

題名の「時は立ちどまらない」の意味について山田氏は、報道などで「私の時間は震災が起きたときのまま止まっています」と答える被災者が多いことを指摘した上で、「それは真実だと思う。ただその一方で、時間はそのままでいることはない。それは残酷かもしれないし、幸福なことなのかもしれない。とにかく、時は立ち止まらないということを言いたかった」と説明する。

今後、震災をテーマにした作品については「僕はあと少しで80歳になるので、若い人に作ってほしい。例えば、震災がなければ出会わなかった人もいる。いろいろな角度から震災を描いてほしい」と語った。
産経ニュース より引用

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