「空の境界」を完結した。

個人的な日記であり、レビュー記事ではありません・・・と前書き。

空の境界」というアニメ作品があります。DVDで初めて見たのは2008年5月でした。帰省した息子が手にしていたDVD。「お母さんも見るといいよ」と息子に云われていっしょに見たのが最初でした。前置きすると、息子と私は趣味が似ています。アニメが好きでゲームのジャンルも好きなものは似ている。。。というか、私の息子だから仕方のないこと。遺伝だと思います。今は離れて暮らしているわけですが、それぞれにネットや雑誌で知った情報をケータイで教えあうこともしばしばで、たぶん、ちょっと変わった親子です。

「エヴァが好きなら、これも見れると思う・・・」そう云われたのが最初、でした。

「だったら、見てみよう」そう思って見たのが最初、でした。

そして、見た「空の境界 第1章 俯瞰風景」
難しい。話が難解すぎる。それに何しろ、怖い。残虐なシーンが続く。グロテスクな場面も多い。あまりにも簡単に人の死をあつかう内容・・・・・・。

「なんなの?これ?」

見終わった私は、ストーリーの中身よりも、息子がなぜ、こんなものに惹かれるのか、そっちに興味がいきました。
「これは、マズイんじゃないの?危うすぎる。キケン。青少年が見るものではない。」
そんなふうに思った第1章でした。

それから、帰省するたび、2章、3章のDVDを抱えてくる息子、自分が面白いと思った作品を人に見せたいと思うことはよくあることで、たぶん、息子もそうだったんだと思います。でも、出来れば見たくないという気持ちのほうが強かったその頃の私は、仕方なくいっしょに見てた感じ。だって、私は怖いの苦手です。残虐な場面は目を背けたくなるほう。また見なきゃいけないのか・・と憂鬱でした。夜に見るのは怖すぎる。「休日の昼に見よう」と私は息子に提案しました。けれど、息子は云うのです。「見る時間帯ってものがある。これは、夜に見る」
そして、見はじまるのです、夜に、怖いグロテスクな作品を。





しかし、この作品、特筆すべきことは、映像がものすごくキレイだということ。アニメながら、その映像美は今まで見た事の無いものでした。始まり方も終わり方も凝っています。戦闘シーンがあります。格闘シーンもあります。それまでゆるやかに幻想的に流れていた場面が戦闘となると、一瞬で変わるのです。動きがものすごく早くなり、躍動感にあふれています。声優さんの声もキャラクターに合ってるし、セリフを通して知るストーリーの難解さに興味が湧くのです。複雑極まりないその続きがどうにも気になってしまうのです。いつのまにか、私は、新作を、続きの話を待つようになりました。

そして、もうひとつ、映像美とともに、心惹かれたのは音楽でした。幻想的な美しいハーモニーを奏でる音楽はストーリーにマッチしていて、いろいろな名場面とともに心に残りました。主題歌を歌っているのはkalafinaという女性グループ。「空の境界」で初めて知った名前でした。


初めてづくしのことばかり。こんな世界があったのかと驚くとともに、これは、単なるキケンな作品ではないということが分かってきました。息子はDVDを見る前にノベルズで読んでいたのです。原作「空の境界」(からのきょうかい)はもともと「同人小説」として発表されたものだそうです。それが、そのまま講談社ノベルスとして加筆・修正されて発行したものだそうです。息子は、心理学の勉強のひとつとして、二重人格のことを調べていて、いろいろな小説を読み、そのひとつとして、この作品を知ったのだとあとから聞かされました。まあ、勉強になったかどうかは分かりませんが。だけど、この作品で学んだことはあったはず。この作品に魅了された私と息子は似ているのだから。

そんな「空の境界」がこの12月に発売された7章で完結しました。「生きているなら神様だって殺してみせる」死に向かうものを見ることができるという主人公、両義式の最後の戦い。それは、自分自身との戦いでもあり、愛に目覚めた主人公の姿がそこにありました。主人公の式は、それまで手にしていたナイフを置いて、自分を必要とする人、必要とされる人と手と手をとって終わります。希望あふれる未来に向かって。


は~、終わったんです。長い長いお話でした。完結しました、自分のなかで。



個人の方が作ったMAD作品。1章から7章までうまく編集されています。
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tag : 空の境界 kalafina アニメ

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