J-POPと歌謡曲の話(その2)

いきなりですが、私「舟唄」が好きです。しっとりとしているメロディと情景が思い浮かぶ歌詞が大好きで、当時、レコードも買いました。「お酒はぬるめの癇がいい」という一行に始まって、途中にある「しみじみ飲めばしみじみと」という「しみじみ」という言葉が、なんかいいなぁ~と、、日本人ならではの感覚だよね~と、そんなこと思いながら聴いていた子供でした。(笑)



少し前に「あなたが聴きたい歌の4時間スペシャル」という番組がありました。録画してたものを見たんですが私の親の世代の歌も多かったけど、歌詞が字幕が出てたってこともあったからかもしれないけど、こんなにいいこと言ってるんだーとか、今、こんな言葉の使い方はしない・・とか、日本語ってなんて美しいんだろうとか、なつかしく感動して見てしまいました。そして、私が小学校から、中学、高校時代に流行っていて口ずさんでいた曲の数々。演歌とか、ムード歌謡の良さも、この年になってみて身に染みてわかるという・・年をとったなぁ・・と思いながら。(笑)



NHKのサイトを見たら今年の8月のことでした。

「BSまるごと大全集 作詞家阿久悠の世界 時代を作り、時代を紡いだ歌」という番組を見たんです。当時の映像のまま(紅白歌合戦の映像が多かったけど)時代時代の阿久悠さんの手がけたヒット曲をたくさん紹介していました。私は、中学の頃、西城秀樹が好きで・・・なつかしかった~。ヒデキの黄金期は、阿久悠さんの歌詞が支えていたんですね。それから、ジュリー(沢田研二)、かっこよかったです。「LOVE(抱きしめたい)」もたぶん紅白の映像だったかな。本当に色っぽくて。これで終わりかと思ってたら、次は「カサブランカ・ダンディ」で。テレビの前で私、唸ってました。(笑)岩崎宏美さんもゲストで出て、「思秋期」への思い入れを深く語ってました。当時、自分の心境と重なり、泣いてしまいちゃんと歌えなくてすぐにはレコーディング出来なかったんだそうです。少女から大人に変わろうとする女性の心理を詩の世界で描くのが阿久悠さんって上手いんですよね。私たち世代は阿久悠さんの曲と共に大きくなったということ、そういっても過言じゃない気がします。

話は、前後しますが、昨年の7月NHKで放送された「通(つう)」という番組があります。「歌謡曲」をテーマにしたこの回で「タモリ倶楽部」などで「高層ビルマニア」などとオタクぶりを披露してタモリにも一目置かれている感の半田健人クンが実は、凄腕の「歌謡曲マニア」で、ますだおかだに歌謡曲の味わい方を説明し、その様子を別室で生前の阿久悠さんが、VTRで見ていてコメントをするという・・・・・。この時の放送、半田健人クンのファンサイトでは放送当時から「スゴイ」とか「御見事!」というふうに言われていたので何処かにこの放送を書いているページは無いかとネットで探したんです。

ここ ↓にそのときの様子が詳しく掲載されています。

掲載ページにある動画も含み、見てみてください。

2007-08-05 - てれびのスキマ


阿久悠さんと半田健人クンが、もっと早く出会っていたら・・・・そんなことを思います。





話は変わり、今年の11月、NHKのクローズアップ現代という番組で「演歌の逆襲~ヒット連発の秘密~」という番組をみました。これは録画していて保存もしてあります。

都倉俊一さんが出演して、穏やかに時に力強く、歌謡曲の復権、言葉の大切さ、聴き応えのある音楽について語っていたんです。

NHK番組紹介から抜粋

若者向け一辺倒だった音楽業界で、演歌の逆襲ともいえる現象が続いている。外国人歌手のジェロ、還暦デビューの秋元順子、盲目の高校生・清水博正など、 CD不況で10万枚売るのが難しい中、20万枚のヒットが相次ぎ、売り上げシェアも8年前の4%から10%台まで回復を見せている。凋落久しかった演歌がなぜ勢いづいているのか?背景には演歌業界の構造改革がある。例えば曲作り。これまでの演歌は、カラオケ向けにメロディの「唄い下げ」など歌いやすい曲を作る慣例があり、それが楽曲の画一化を生んでいた。他にも、大物作家に弟子入りが前提の歌手発掘など、あらゆる構造の変化のなかで、多様性が生まれ新しいファンを呼び込んでいる。さらに「30秒の試聴時間」で売れる曲が決まり、すぐ消去される時代、「大人に長く愛される歌」を作ろうという制作者の挑戦もある。演歌ブームの深層から、音楽業界の地殻変動を追う。

クローズアップ現代 動画 「演歌の逆襲 ヒット連発の秘密」 TV小僧

ここ ↑ でその番組が、見れます。(30分番組です)



都倉さんご自身、歌謡曲に携わってきたからこそいえる言葉だし、今の現状への嘆きでもあるとこの番組を見て、思いました。そして思うことは、私達の世代は、歌謡曲の時代、J-POPの時代、両方を体感しているわけで、だからこそ心に残るものは何かっていうこと、知らず知らずのうちに植えつけられているのかもしれません。そういった意味では、いい時代に生まれてきたのかもね。

大人の歌が聴きたいという欲求から、情景を思わせる歌詞を含めたレベルの高い歌を作ろうとする動きに今後、注目かもしれません。そんなこと思いながら、今年の紅白、見ようかな♪



参考ページ

半田健人「俺の聴きかた」

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