有川浩 「県庁おもてなし課」

仕事帰り、息子に頼まれごとをされたので、久しぶりに屋さんに行きました。
久しぶりすぎてなんだか、なにげない日常が、すごくなつかしく感じました。変なの・・・・。
そこで、有川浩さんの新刊、見つけて、
衝動買いしてしまいました。

のタイトルは「県庁おもてなし課」
家に帰り、ちょっとだけ読んでみました。
高知県庁を舞台にしたお話で、
いつもどおりの有川ワールド、惹き込まれます。

そして、が置かれていた棚に「がんばろう 東北」とともに書かれてあったんですが、
このの印税はすべて、東日大震災の義援金に充てられるんだそうです。

下記のページに、有川さんの思いが載っています。全文掲載します。

それぞれにできること(随時追記)

3/28(※物流の影響により少し延びました、申し訳ありません)発売される
『県庁おもてなし課』ですが、単行本で発生するすべての印税を
東北地方太平洋沖地震の被災地に寄付することになりました。
角川書店と手続き委細相談中。

『県庁おもてなし課』は地方を応援したいという気持ちで書いた作品です。
地方応援を謳った物語がここで身銭を切らなきゃ嘘だろう。

それぞれ自分ができることを。
私にできることはこれでした、というだけのお話です。
私がこういう決断をできるのは、今まで応援してくれた読者さんがあってのことです。
有川浩の決断を助けたのは自分だ、と思ってくださればと思います。
『県庁おもてなし課』を読むときに、
「この一冊分の印税は被災地に届いてるんだ」
と思っていただければと思います。
そしてこんな状況だからこそ、心置きなく物語を楽しんでいただければと思います。
当面、重版かかったらその分も全部寄付に突っ込みますので、書店さんにおかれましても
「自分が売った分だけ寄付が増えるんだ」と思っていただければと。

こういう状況になると、普通に生活していることに罪悪感を感じてしまうように
なりますが、よその地域は元気でいないと、被災地を助けることもできません。
辛いニュースに打ちひしがれても被災地のためには何にもならない。
よその地域が悲観したら、現地の人はもっと不安になってしまいます。

よその人たちは元気に社会と経済を回すのが一番身近な被災地支援だと思います。
本でいうなら小説を買うとき、漫画を買うとき、雑誌を買うとき、
この一冊分、経済を回すんだと思っていただけたらと思います。
音楽も映画もお芝居もお洋服も食べ物も然り。
そして経済を回した分だけ、手に入れたものを楽しんでください。
表現者の一人として、私も楽しんでいただけるものを届けるように頑張ります。

元気に生活しながら、自分にできることを。
長丁場になるので無理はしない。落ち込まない。悲観しない。


追記:
ご購入の意志表明は本当にありがたいのですが、本の刷り数が決まっている以上は
寄付できる額も最初から決まっています。
重版したらその分も寄付するのでその意味では寄付金額が増えますが、厳密な意味で
「本を2冊買えば2冊分寄付が増える」ということではありません。
寄付になるから買ってね、という告知ではなく、ちょっとだけお客さんの背中を押すための告知です。
被災地支援の志に加えて、
「こんなときでもよその地域が普通に生活することは悪いことじゃないんだよ」
「本を読むことも他のエンターテインメントを楽しむことも悪いことじゃないんだよ」
という意味で皆さんの背中を押せたらと思い、印税の寄付を決意しました。

そこを汲んで「元気に社会と経済を回す」というところを意識していただけると幸いです。
そこを汲んだうえでの「買います」というお気持ちは本当に嬉しいです。
書店さんの「売ります」というお気持ちも本当に嬉しいです。
同じように他の分野でも元気に生活してください。
お買い物して経済を回せるのは私の本に限ったことではありません。
皆さんが使ったお金は毎日のご飯に至るまですべてちゃんと社会を回しています。

これから先、長い時間がかかる救援や復興を考えれば、自粛・萎縮が蔓延して
経済が冷え込むことはたいへんな痛手です。
よその地域の人は元気でいることが一番大切な仕事です。
それは被災地の方を助けるためにこそです。
平常心で生活し、自分ができることをすることが被災地支援に繋がります。
改めて、「それぞれにできること」を気負わずに頑張りましょう。
元気になるため、笑顔になるためのお手伝いができるエンターテインメントの仕事に就いている者として
私も頑張ります。


追記2:
キャラメルボックスさんが3月16日19時の回より『夏への扉』公演を再開します。
当日券もあるそうです。
http://www.caramelbox.com/
たいへんな中、経済を回すためにエンターテイナーであるキャラメルさんも頑張っています。
私は大阪公演を観ましたが、本当に楽しくて素敵な、元気をもらえるお芝居でした。
応援できる人は応援してあげてください。

追記3:
『県庁おもてなし課』の発売日が3/28に変更になりました。
交通や物流が滞っている折からご了承くださいませ。



県庁おもてなし課県庁おもてなし課
(2011/03/29)
有川 浩

商品詳細を見る



それぞれが、それぞれの場所で出来ることをやるということは、大事なことなんですね。ふっと顔を上げると今まで起こったことがないことが現実に起きてたり、このところのテレビの報道は、めまぐるしくいろいろな情報を伝えていて、それらを注視せざるを得ないときもあるけれど、本を読むという行為は、気持ちが落ち着くものです。
有川浩さんの作品は、元気が出ます。あたたかな気分になります。
この本に出会えて良かった!

読後の感想はいずれ。



webKADOKAWA 紹介ページ
http://www.kadokawa.co.jp/sp/201103-04/


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「県庁おもてなし課」有川浩

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